先日、道東のT農場(搾乳牛55頭)を訪問しました。
(注:写真は5月訪問時のもの)
Tさんは昨年11月に発酵床牛舎を新築しました。
それまでは繋ぎ牛舎だったのですが、
発酵床牛舎になって9か月。
この日は発酵床牛舎の師匠のNさんと訪問しましたが、
Tさん、Nさん共にとても嬉しそうでした。
Tさんは衝撃的なことをおっしゃいました。
「発酵床牛舎にして繁殖成績の向上、乳房炎減少など牛が劇的に変わった。
とても驚き、嬉しく思っている。
やはり環境はとても大事だということが分かった。
さらに・・・・
人(私や家族)も劇的に変わり、気持ちが楽になり、
(離農まで考えていたのに)先の見通しがついた・・・。」
Tさんは春から秋までは集約放牧を行っているので
今時期は、牛は牛舎と草地を自由に行き来しており、
発酵床に投入するオガクズはほとんどいらないとのことでした。
乳房炎は1頭もいないそうです。
これから自家産の育成牛を後継牛にまわして少しずつ増頭して、
少し余裕が出てくればアイスクリームやヨーグルトなどの加工販売も
手掛けていくことができれば・・・とのことでした。
T農場さんの今後ますますのご発展を祈っております!!