北海道では1番牧草の収穫作業が行われています。
チモシー主体、またはオーチャードやアルファルファなどとの混播畑など。
酪農家さんは主に刻みサイレージとロールラップサーレージ、
肉牛農家さんは主にロールサイレージ(ラップ又は乾草)の収穫をされています。
1年で1番重要な1番草の収穫作業です。
栄養価の高い低い、収量の多い少ない、繊維の多い少ない、微量要素の多い少ない、
など、農家さんによって欲しい草の内容は様々です。
いずれの場合も良い堆肥散布などによる団粒構造を目指した土づくりや
スムーズな刈り取り作業、サイレージの発酵調整などの多くの要素が積み重なって
欲しい草が充分に収穫できるかどうかが決まるようです。
当たり前のことですが、
あらためて牛は草食動物なんだなぁと思ったことがありました。
哺育牛は、ミルクとスターターと少々の草の給与が主流ですが、
スターターの量を抑えてアルファルファのサーレージを与えると
さらに腹づくりが良くなった現場がありました。
もちろん今の主流のやり方を否定するつもりは一切ありませんが、
そのやり方で牛が良くなり結果が安定すればとても良いことだと思います!
それでは収穫作業中の皆さん、どうぞ気を付けてください!
無事に牧草作業が終了することを祈っております!!