先日 子牛セリに行ったときに
家畜改良事業団で働いている 大学時代の後輩(Hくん)に久しぶりに会いました。
事業団の種牛のことについて教えてもらったので そのことを書きたいと思います。
岩本: ”Hくん 最近、事業団で良い感じの牛おると?”
Hくん: ”事業団はボチボチですよ。 鹿児島の民間の種牛がやはり強いですよね・・・”
Hくん は 謙虚でした。
Hくんが ”事業団めっちゃイイですよ!!” と言わなかったので、逆に信頼してしまいます・・・
僕が気になっていた 芳之国 と 美津照重 について聞くと・・・
Hくん: ”どちらも悪くないですよ。 枝肉重量は芳之国が取れると思います。 サシは美津照重ですね。
芝浦(東京)で割ったデータがあるので渡しますね。”
ということで、美津照重 芳之国 光平照のデータをもらったので、その数値を書きたい思います。
何かの参考になりましたら嬉しいです。
☆平成21年4月から 平成27年4~5月 の 枝肉成績集計
美津照重(438頭) 平均枝肉重量 去勢 511キロ(244頭) メス 445キロ(193頭)
平均BMS 去勢 8.0 メス 7.8
芳之国(1527頭) 平均枝肉重量 去勢 541キロ(958頭) メス 463キロ(569頭)
平均BMS 去勢 7.7 メス 7.2
光平照(1697頭) 平均枝肉重量 去勢 500キロ(918頭) メス 430キロ(779頭)
平均BMS 去勢 7.7 メス 7.8
どの牛のBMSも良い感じですよね。
どの牛も思ったより枝肉重量が取れていました。
出荷月齢が分からないのでなんとも言えませんが、
芝浦に出荷している東北の方達は(関東の方達も!?)肥育月齢が比較的長い気がするので、
もしかしたら枝肉重量も思っているより取れているのかなぁ、と思ってしまいます。
☆あくまでも個人的な意見ですよ
次回は・・・
今月17日に行って来た みやぎ総合家畜市場子牛セリ(2日目) について書きたいと思います。