道央のF農場(和牛繁殖牛33頭、受卵牛5頭)さんにお伺いしました。
そこには生まれたばかりの仔牛(右奥の小さい黒い物体)がいました。
胸腺がしっかりタプタプしており、母牛の管理の良さが伺えました。
Fさんは後継者として戻って5年とのことですが、
まず母牛の管理が素晴らしいです!
繁殖成績の良さだけでなく、生まれてくる子牛の状態からもわかります。
その取り組みの一つをご紹介いたします。
よく見る繁殖管理のカレンダーですが、
Fさんは昨年までの経緯がわかるように1年ずつずらして貼っています。
少しアップしますが、左が繁殖牛の情報、右が3週間ごとのカレンダーです。
繁殖牛の分娩前後の管理(ワクチンなど)だけでなく、今までの成績が一目瞭然でわかり、
次の種付けの判断材料になります(例えば成績が悪ければF1受卵牛となる等)。
また、駆虫時期などの仔牛の管理にも役立てておられます。
このカレンダーは、自宅と牛舎の事務所に貼られており、
いつどこで誰が見てもすぐにわかるようになっています。
さすがFさん!こういった取り組みが良い牛づくりへとつながっているのですね!!