昨日開催された 秋田子牛セリ の詳細について書きたいと思います。
出場頭数 は 392頭。
(秋田の子牛セリは 毎月開催 約400頭出場です)
種雄牛別出場頭数は・・・
義平福 119頭 安福久 27頭 美国桜 24頭 北乃大福 23頭 福華1 19頭 百合茂 18頭
美津照重 18頭 徳悠翔 13頭 松昭秀 10頭 光平照 8頭 菊福秀 7頭 福安照 7頭 晴茂平 7頭・・・
平均価格 は メス 54.6万円 去勢 65.3万円(税込)。
前回比 約1万円高でした。
子牛を見ると・・・
義平福が多いので大柄な牛も多かったのですが、
体重を載せている牛も多いのかな!?とも思いました。
☆あくまでも個人的な意見です。
日齢 と 体重 を数字だけで見ると・・・
体重が重いほうが高値なので 体重を載せてしまいたい気持ちも分かりますが、
体重を載せるより その牛なりに素直に育ててもらった方が、肥育に行っても伸びますし、
結局は 肥育農家さんから繁殖農家さんへの信頼となり 返ってくると思います。
なかなか難しい問題ですよね・・・
自分の牛を買ってくれた購買者さんを ここ3年くらい調べてみて、
同じ肥育農家さんが同じように買っているようでしたら、
今のやり方に間違いないのではないか、と思います。
☆もし宜しければ、肥育農家さんに直接聞いてみてくださいね。
去勢について言えば この日 70万を超える牛も多かったですが
(15頭!?くらい いたのかもしれません)
ほぼ 安福久母牛の牛だったと思います。
高値の牛の血統的なことについては、九州 も 秋田 も変わらないですね。
メスについては 60万円を超えるような牛は少なかったです。
多くの牛が セリ価格 40~60万円の間で推移していたのではないかと思います。
ちなみに・・・
去勢の最高価格の牛は
勝忠平ー安福久ー北国7の8 285日齢 353キロ セリ価格 79.9万円
メスの最高価格の牛は
安福久ー百合茂ー北国7の8 273日齢 351キロ セリ価格 76.6万円 でした。
どの市場も 上場頭数が減少していて 子牛が足りないのが現状です。
肥育農家さん達も困っています。
今のような時代こそ、1頭でも子牛を産ませて 無事にセリに出すことが大切だと思います。
生まれた子牛をきちんと育てるのは もちろん重要なことなのですが、
母牛の飼養管理 や 観察 を 徹底していただき、
1年1産 もしくは それ以上の子牛達が産まれてくるように管理していただけたら嬉しいです。