私ごとなのですが、今年の3月で入社して12年になります。 あっという間でした。
いろいろな方と出会い、いろいろな方から影響を受け、いろいろなことを感じています。
いろいろが多すぎですね・・・
その中で、印象に残っている言葉がいくつかあります。
心に残る良い言葉も たくさんたくさんいただいていますが、
僕自身が言われて恥ずかしかった(なさけなかった)言葉があります。
なさけなかったから、今でも覚えているんだと思います。
でも実は、その言葉によって少なからず行動が変わりました。
感謝しています。
今から約10年くらい前だったと思います。
ある農家さんのところへ行って話をして僕が帰る時だったと思います。
その農家さんが僕を見て 真剣に言いました・・・
”岩本さん。 来ても話だけして牛を見ていきませんね・・・”
正直に言いまして、 そのとおりだな って思いました。
だから すごく恥ずかしかったです。
たくさんの現場に行っているから、農家の方達は何かを知りたいのに、
その時はただ 行っているだけだったと思います。
もちろん、牛舎や牛も見ていましたが、ただ見ていただけで意識して見ていなかったと思います。
ちゃんと意識して見ているのか、ただ見ているだけなのか というのはすぐ分かりますよね。
その農家さんは、あまり真剣じゃない僕の態度が気に入らなかったんだと思います。
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今の僕は といえば・・・
”なにがなんでも牛を見て帰ります!!” ということではないし、
牛舎に行かずに話だけして帰ることもたくさんあります。
もしタイミングが合えば自分なりに 牛 や 牛舎 を見て、
なにか一つでも農家さんのためになることを話すことができれば良いなと思っています。
何十年も牛を育てている先輩達が ”いつまでたっても牛のことは分からない” というくらいです。
僕に分かる日がくるとは思いませんが!?
自分なりに意識して行動していきます。
☆昨日と今日、薩摩中央の子牛セリに行ってきました。
次回はそのことについて書きたいと思います。