営業マンの放浪日記

ある肥育農家さんの話。

岩本尚吾の日記2014/12/04

 

 

ある肥育農家さんのところへ行ってきました。

 

 

 

成績の良い肥育農家さんというウワサ!?の方です。

 

 

 

先日のある共進会でグランドチャンピオンを取っていて 

 

 

 

その牛の枝肉単価は7000円を超え、枝肉価格は400万円を超えていました・・・ 

 

 

 

この農家さんは、牛の買い付けなどで外に出ていることが多く、牛舎にはほとんどいないようです。

 

 

 

僕は 前日の家畜市場で初めてお会いして牛舎に行くことになったのですが、

 

 

 

僕が牛舎へ行った時もいらっしゃいませんでした。 

 

 

 

基本的にエサやりは、従業員さん任せのようです。

 

 

 

牛舎を見てみると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直に言いまして、ザッと!?牛達を管理しているようでしたが

 

 

 

牛舎環境を見て、成績の良いことが納得できる部分がいろいろありました。

 

 

 

もちろん、導入牛の選定 というのが、もっとも大切な部分なのかもしれませんが・・・ 

 

 

 

環境について言うと、先ずは、1頭当たりの面積が広い ということが良い点だと思いました。

 

 

 

繋ぎで飼っている牛、二頭の群、三頭の群など、牛舎にもいろいろなスタイルがあったのですが、

 

 

 

どの牛達もゆっくりした環境でした。 

 

 

 

あえて、ゆっくりした環境で飼っているのだと思います。

 

 

 

 

ゆっくりした環境だと、床もグチャグチャになりにくく、牛達のストレスも少ないです。

 

 

 

牛舎の臭気も、かなり少なかったです。

 

 

 

もう一つの点は、床換えをしない(手間がかかるので、できたらやりたくない!?)ということなので、

 

 

 

そのことにより、ある意味 良い感じの厚さの床になっていて、牛達は快適そうでした。 

 

 

 

1頭当たりの面積が狭いと、床持ちも悪く、臭気も出てきやすいですが、

 

 

 

この肥育農家さんは広く飼っているので、床も長持ちしやすく、

 

 

 

そういう意味でも 床換えをしない ということが、牛達にもプラスになっているのだと思います。

 

 

 

もちろん、それだけの要因ではないと思いますが、牛達は良い感じに育っていましたよ・・・

 

 

 

  

ムフフ・・・ 

 

 

 

 

難しそうなこと!?に目が行ってしまいがちなのですが、実は シンプル なのかもしれません。