道東地方のK牧場さん(搾乳牛50)にお伺いしました。
そこでは発酵床牛舎(搾乳牛舎)を新築中でした。
写真左が牛床(発酵床)部分ですが、
1.5mほど掘った上に炭埋、種堆肥を入れ、
表面はオガクズやモミ殻を敷いてスタートします。
K農場さんは放牧主体で牛を飼養されていますが、
今後は【放牧】と【発酵床牛舎】の組み合わせにより、
牛にとって最もストレスの少ない環境になりますね!
懸念される発酵床に投入する敷料のコストと冬の管理ですが、
牛の密度(発酵床部分1頭8~10㎡)を薄くしたり、
冬でも外へ自由に出入りできるようにして緩和させるとのことです。
経験上、安定するまで2~3年かかりますが、
牛の健康増進の結果、経営全体もさらによくなることでしょう!!