大分のTさん(繁殖母牛 100頭)の牧場へ行って来ました。
4月に知り合いの農家さんの紹介で出会ったので、今回が初めての現場でした。
実は、Tさんのところへ行く二日前に、大分のある篤農家 Hさん(肥育牛 400頭)から、
”Tさんの子牛は成績が良いってウワサだよ。 大分県内でもトップクラスらしいよ。”
という話を聞いていました。
ということで、おそらく・・・
Tさんは、母牛の改良もできているだろうし、
子牛は素直に飼っているか、それとも、ザッと飼っているか(イイ意味です)のどちらかだろうなぁ・・・
と 勝手に!?予想して行きました。
現場を見ると・・・
かなりの ワイルドさ でした・・・
☆離乳までは、母牛 と 子牛 が かなり 入り乱れて!?います・・・
Tさんのところは、ザッと飼っている(良い意味です)割には、落ちこぼれがいないというか、
子牛達 や 母牛の毛艶も良く、健康に育っているように感じがしました。
☆正直に言いまして、ザッと飼っている農家さんは多いのですが、
全体的に毛艶が悪かったり、落ちこぼれもいたり、管理できていない方が多いのも事実です。
Tさんの牧場は、ザっと飼っているように見えますが、実は、きちんと観察しているのだろうなぁ、と思います。
観察無くして、この ワイルドな状態!? で、牛達を健康に保つのは難しいです。
観察以外の点で言えば、
母牛の粗飼料をきちんと確保しているところ(ほぼ飽食です)が優れている部分だと思います。
Tさんは多くを語りませんが、他にも良い部分はたくさんあると思います・・・
そんなTさんの牧場には 実は まだまだワイルドな部分が隠されていました・・・
続く・・・