営業マンの放浪日記

発酵床の状態②!

植田秋良の日記2014/04/29
以前にブログで紹介しました発酵床の調査に関しての続きです。
 
おさらいしますとA農場はやや乾いた清潔感が漂う状態、
一方、B農場はやや水分高めの状態、
 
果たしてどちらの発酵状態(菌叢)が良いのでしょうか?
 
という内容だったのですが、
 
答えから言うと一概に発酵状態(菌叢)の良し悪しを決めるのは容易ではありません
 
が・・・・、いくつかおもしろい結果が出てきました。
 
AよりBの方が、
 
    菌叢が豊か(種類、数)
 
    良い働きをしていると思われる菌群が多い
 
    悪い働きをしていると思われる菌群が少ない
 
等の結果が出てきました。
 
つまり、Bの牛床の方が水分含量含め発酵に必要な条件がそろい
 
発酵状態が安定して環境が良いことが伺えます。
 
もちろん、Aの牛床もフカフカで抜群に良い環境と言えますが、
 
Bより微生物が生息しにくい状況だったのかもしれません。
 
ただ今回は、たった一回の調査結果ということや
 
乳牛の健康を左右する要因は牛床以外の要因がたくさんあること、
 
発酵床にテーマを絞ったことなどから
 
この調査結果が全てではないことは言うまでもありません。
 
 
今後も皆さんの経営のプラスになる一環として
 
様々なことにスポットを当て情報発信していきます。
 
どうぞよろしくお願いいたします!