発酵床牛舎にて乳牛を飼養されている二つの現場にお伺いしました。
そこで、乳牛の健康状態に影響を及ぼすことの一つ
“発酵床の状態”の違いを2農場で比較、検討して
乳牛の健康増進に役立てようということになりました。
もちろん牛の健康は栄養面、衛生面、環境面などあらゆることが
左右されることは言うまでもありません。
今回はその一つの要因として検討することにしました。
さて、まずはA農場の発酵床の状態ですが、やや乾いた状態です。
次にB農場の発酵床の状態ですが、一見やや水分率が高そうな状態です。
今回は
① 発酵床の表層、②30cm深部、③敷料の水分や菌叢を調べてみることになりました。
“発酵床”という名の通り発酵状態が良ければ、菌叢も安定します。
泌乳牛の場合は乳房炎(体細胞)のリスクも減ります。
A農場はやや乾いた状態、B農場は一見やや水分高めの状態、
果たしてどちらの発酵状態(菌叢)が良いのでしょうか?
また結果をご報告いたします。乞うご期待です!