担当地区外ですが、、、、、ちょいと放浪
先日、広島県の神石高原にて、
福島県相馬藩・第34代当主(
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E6%B0%8F)
(株)カシワダイリンクス代表の、相馬相行胤さんにお会いしてきました。
今はがら空きの牧場ですが、
今年の秋頃にブラウンスイスを導入し、
搾乳→加工→販売までの事業を計画中です。
実は相馬さん、3年前まで、十勝の大樹町で、
黒毛和牛の一貫経営をされていました。
地元の愉快な「飲み先輩方」の紹介で知り合って、
アースジェネターを給与して頂けることになって以来のお付き合いです。
相馬でも椎茸栽培などの事業を手がけられていて、
お互い、内地と十勝を行ったり来たりの生活なので、
年に数回しか会えませんでしたが、
ジェントルでカッコイイ、素敵な若殿様です!
ご周知のとおり、
東日本大震災で、相馬は壊滅的な被害を受けました。
椎茸栽培などはできなくなり、
農業に従事する住民は職を失い、
今でも、避難暮らしが続く方が、たくさんいます。
相馬さんは、震災以降、
大樹町の牧場を売却し、
拠点を相馬に置き、
相馬の復興のために尽力してきました。
しかし、どれほど力をつくしても、
そこに人が住めない、、、、一次産業が出来ない、、、
、、、という状況は変えれそうにありませんし、
本当に元に戻るまで、何年かかるか想像できません。
「“相馬”を守る為にはほかの土地を探すしかない」
何百年と守ってきた領土ですが、
そこにこだわり続けていては、自然消滅してしまう、、、
住民を含めた移転先を探している相馬さんに、
広島県の神石高原町が手を挙げてくれました。
まず、相馬さんが移住し、事業を展開することを条件に。
新しい相馬を作ることが目的ですが、
福島の相馬を捨てるわけではありません。
いつか、放射能の問題がクリアできた時に、
神石高原で力を付けた相馬の民たち、みんなで帰る!!とのこと。
ついに動き出した殿!
微力ながら応援させて頂きます。
ノシ