営業マンの放浪日記

床について。

岩本尚吾の日記2014/03/18

 

 

床には 十分に敷量があって、しかも乾燥しているなら、

 

 

 

牛達は快適に過ごせるし ストレスも少ない(病気にもなりにくい)

 

 

 

というのは 皆さん分かっていることなのですが、

 

 

 

牛舎環境や地域によってそのようにできない(するのが難しい)農家さん達もたくさんいます。

 

 

 

例えば、地域がら、敷量(モミガラ や オガクズなど)はたくさんあるのですが、

 

 

 

機械の入らない小さな牛舎なので、床換えは人の力でしなければならず、敷量をたくさん敷くことができない

 

 

 

とか 

 

 

 

敷量は敷いてあげたいのだけれど、敷量は無いし、買うとめちゃくちゃ高いという離島の農家さんなど・・・

 

 

 

 

 

今年1月に長崎の五島(離島です)に行って来ました。

 

 

 

五島は、敷量を確保している農家さんもいますが、どちらかと言えば敷量が少ない地域だと思います。

 

 

 

ある繁殖農家さん(母牛 25頭)のところへ行って来ました。

 

 

 

子牛のために、コンクリートの上に 150センチ × 150センチ くらいの厚手のマットが敷いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前は、この農家さんの子牛達の寝場所は コンクリートの上 だったのですが、

 

 

 

牛舎で話をしていた時に 僕がマットのことを言っていたらしく、業者さんに作ってもらったようです。

 

 

 

正直に言いまして、コンクリートの上に何も敷かない農家さんも多いのですが

(もしくは、サラッと気持ちだけオガクズを敷いただけの農家さん)

 

 

 

もし良ければこのような 厚手のマット だけでも敷いて欲しいです。

 

 

 

最初にコストは 少しかかりますが、これだけで子牛が変わります。

 

 

 

寒い日は特に 子牛達は マットの上に 寝るようになります。

☆実際には、マットの上に寝ていなくても良いと思っています。

 子牛に寝る場所を、選択できる環境を作ってあげる ということが大事だと思います。

 

 

 

マットを敷くだけで、子牛達のお腹は冷えにくくなるし、ゆっくり休めるし(ストレスも少なくなるし)

 

 

 

当たり前なのですが、子牛 の 毛艶 や 発育 が変わってきますよ。 

 

 

 

☆日本全薬さんが取り扱っている ”ボビレックス” は 特にオススメです。

 (幅 117センチ × 長さ 190センチ×厚さ38ミリ  重さ 約15キロ)。

 軽くて、取り扱いしやすいです。 1枚 2万円(税抜き)くらいだと思います。

 

 

 

特に、敷量の無い方は だまされたと思って!?   子牛のために 1枚敷いてみて下さい。

 

 

 

費用対効果がある(かけたお金以上の価値がある) と 思いますよ。 

 

 

 

 

ちなみに・・・

 

 

 

写真を載せた農家さんの厚手のマットは地元の業者さんに 3万円 で作ってもらったようです。

 

 

 

子牛が良い感じなので、もう 1枚 作ってもらおうかな と 言っていました・・・ 

 

 

 

 

 

経費節減は大事ですが、実は 必要なところにはお金をかける という気持ちが大切だと思っています。