先日、O牧場さん(ホル去一貫)の堆肥舎を見学いたしました。
外気温が氷点下で厳しい条件の中にもかかわらず良い発酵状態でした
敷料は牛のステージで違いがありますがオガクズ、バーク、麦わらを使用し、
堆肥舎で2~3か月間エアレーションと切返しにより戻し堆肥を作り、
敷料として再利用します。
畑に還元する堆肥は更に熟成させます。
温度を測る堆肥のステージ、山によって違いますが、
発酵途中の山を測ったら温度は60℃弱で、臭いを嗅ぐと土のような良い香りがしました。
牛舎に戻す堆肥の状態は、温度が下がり、水分も低くパサパサ、土のような香りで、
牛舎に戻すと臭気も薄く、発酵床にもなり、床持ちが良いとのことです。
結果、敷料コストが抑えられるだけでなく牛の健康増進に繋がっています。
また、畑へ還元する時は、更に熟成させているので、
おが屑などの敷料の分解も進み、畑の土にとっては最高です。
堆肥に含まれる菌群たちの力で地力向上に繋がること間違いなしです!
たかが堆肥、されど堆肥。
堆肥の管理は今後も最も重要な要素の一つとあらためて感じたひと時でした!