子牛に与えるミルクの温度は何度くらいにしていますか?
”我が家は、だいたい、人肌くらいだから38度くらいかも。 わざわざ計りませんが・・・ ”
”我が家は、42度くらいですね・・・ 時々、確認しますよ。”
”うちの設定(ロボット)は43度です。 毎週、チェックしています。”
”ロボットの設定は40度ですが、一度も確認したことありません・・・ ”
農家さんによって、それぞれあると思います。
先日、ある篤農家さん(繁殖母牛 116頭)のところに 行って来ました。
(この農家さんの牛達は、肥育農家さんにめっちゃ人気があります )
ここは、人工哺育で子牛を育てていますが、ロボットを使っていないので、
毎日20頭分(以上!?)は、ミルクを作り、牛達にそれぞれ与えています。
ここでは、毎回、全部のボトル、ミルクの温度を計っています。
”ミルクの温度を毎回計っている方って、少ないですよ。 少なからず、手間もかかりますし・・・”
僕が言うと、
”なんで毎回計らないんですかね・・・” と この農家さんは言っていました。
この方にとっては、毎回温度を計ることが普通なのです。
ちなみに、この農家さんは、子牛の耳票を見なくても顔を見ただけで、母牛のことも分かっています・・・
この方にとっては、それが普通なのです。
ちなみに、この農家さんは冬場のミルクの温度を、飲む時 50度に設定しているようです。
理由は、自動販売機のホットコーヒーを買って、その温度を計ってみたら 52度だったようで、
寒い時期はそれくらいでも良いかな、ということだそうです(勉強熱心ですよね・・・ )。
ちなみに、夏場は、48度くらいにするそうです。
ミルクの温度に正解は無いと思いますし、毎回 温度を計って下さいよ、という意味ではありませんが、
やることやっている方はたくさんいますよ。
まだまだ、できることあると思います!!