自然環境の調和を保ちつつ地球に優しい持続的農業を提案します。

Author: 中紙育朗 Created: 2016/04/01 13:37
沖縄と鹿児島離島を担当することになりました。よろしくお願いします。

By 中紙育朗 on 2019/12/27 13:07

 

皆さま、こんにちは!!

 

今回は子牛の寒さ対策について書きたいと思います。

 

僕の個人的な意見では、3カ月(哺育期間中)までは保温、

 

離乳後は換気をしてあげるのが良いと思っております。

 

親付け・ハッチで上手に寒さ対策されている農場をご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

牛舎内の細かな作りや、やり方はその農場で違うと思いますので、

 

下記の事がポイントになるかと思っています。

 

1.風が直接牛に当たらないようになっている。

 

2.床が厚く、お腹が冷えないように敷料を使われている。

 

3.投光器、カーフジャケット、ネックウォーマーの使用。

 

それでもまだ子牛が寒そうにしていた場合は、そのスペースだけ大きな板で

 

屋根を作り天井を低くしてあげると、熱がこもりやすくなると思います。

 

これから冬本番ですので、子牛が快適に過ごせる環境をつくってあげてください。

 

よろしくお願い致します。

 

 

By 中紙育朗 on 2019/12/23 11:19

 

皆さま、こんにちは!!

 

先日ある離島の農家さんに行かせて頂きました。

 

 

「子牛の為に、快適な環境を作ってみたよ」

 

と農家さんは見せてくれました。

 

 

パレットの上に細かく刻んだ乾燥草とフレコンバックで購入したバークを

 

混ぜ、床を作られていました。

 

2つを混ぜる理由は、バークだけだと粉っぽく、逆に乾燥草だけだと吸水性が悪い為

 

との事でした。

 

 

今までは1頭当たりの面積は広かったのですが、このような床はありませんでした。

 

こちらの農家さんは10月頃視察に行き、視察先の農家さんがフカフカな床を作って

 

いたのを見て、自分の農場でも出来ないかと考え、すぐにこのようにした

 

との事でした。

 

誰かのお話しを聞いたり、何かを見て、良いなと感じた事を

 

すぐに行動された事が凄いなと思いました。

 

 

離島では、なかなか敷料が手に入りにくいですが一部分だけでもやってあげると

 

とても良いかと思います。

 

 

 

By 中紙育朗 on 2019/12/05 21:19

 

皆さま、こんにちは!!

 

南九州・沖縄地区担当の中紙です。

 

先日、ある農家さんの所に行かせて頂いたのですが、

 

牛舎内を改装されていましたのでご紹介させて頂きます。

 

 

単管パイプで柵を新しくされていました。

 

すべて農家さんご自身で作られたそうです。

 

1頭当たりの面積も広く、子牛は快適そうでした。

 

 

飼槽も水槽もちょうど子牛にとって良い高さで設置できるようになっています。

 

また、ホワイトボードも付け、その子牛の情報も記入できるようになっていました。

 

 

とてもマメな農家さんだと思います。

 

成績も優秀なのだと思います。

 

材料費は20万円くらいとの事でした。

 

もちろん業者の方に依頼すると、とても立派なものが完成されると思いますが

 

あまりお金をかけずに改装したいと考えている農家さんの

 

参考になりましたら幸いです。

 

 

By 中紙育朗 on 2019/11/30 13:58

 

 

ある農家さんに行かせて頂くと、牛舎が増設されていました。

 

左側が以前から建っていた部分で、右側が増設部分になります。

 

 

 

 

中央の部分はあえて屋根をつけて倉庫として活用しているこの事でした。

 

屋根をつけるとコストがかかりますが、牛舎内に雨が入ってこないので、

 

床も汚れにくく、作業性もとても良いとの事でした。

 

 

 

また別の農家さんになりますが、こちらの農家さんの牛舎の造りも

 

とてもお奨めです。

 

 

 

 

 

牛舎と堆肥舎を最初から繋げて、1つの屋根で造っています。

 

このようにしている事で、作業性も良く、堆肥に雨水があまりかかりません。

 

日差しの強さを生かし、堆肥舎部分の屋根はシマシマにしています。

 

もしもこれから牛舎を建てられる農家さんがいらっしゃいましたら、

 

牛の快適性はもちろん、農場内での作業動線もイメージして頂くと

 

より良い牛舎になるかもしれません。

 

 

By 中紙育朗 on 2019/11/29 11:01

 

 

皆さま、こんにちは!!

 

今回は、生産農家さんからよく質問される血統の事について書きたいと思います。

 

 

 

「安福久以外では美国桜母牛の結果が良いのはわかるけど、

 

他に何を残したらいいかな?」

 

「幸紀雄と諒太郎どっちを残したら良いかな?」

 

「何か結果がわかったら教えてね」

 

とよく聞かれます。

 

 

僕なりにまとめてみました。

 

 

最初に2頭を家畜改良センター様、メスのデータで比較したいと思います。

(平成30年7月から令和元年6月までのデータより)

 

幸紀雄  4,610頭   BMS 7,88

(幸紀雄×安福久 1,311頭  BMS 8,53)

 

諒太郎  2,193頭   BMS 8,25

(諒太郎×安福久  195頭 BMS 9,75)

 

 

 

まだ頭数が少ないですが、僕がわかる範囲内で幸紀雄と諒太郎母牛

 

の結果を全て書きます。

 

(3代祖がわからないデータも含めます)

               

 

全て共励会の出品牛になります。

 

幸紀雄母牛

 

去  美津照重ー幸紀雄ー花清国  A5  BMS 11

 

去  美国桜ー幸紀雄ー北国7の8  A5 BMS  8

 

去  第一花福ー幸紀雄ー平茂勝  A4  BMS  7

 

去  喜亀忠ー幸紀雄ー隆之国   A5  BMS  11

 

去  美国桜ー幸紀雄ー勝忠平   A5  BMS  10

 

 

続いて諒太郎母牛になります。

 

去  茂久桜ー諒太郎         A5    BMS  10

 

去  美国桜ー諒太郎        A5    BMS  12

 

去  百合気高ー諒太郎ー糸福  A5    BMS  10

 

メス 福久幸ー諒太郎ー金幸福  A5    BMS  10

 

 

頭数は少ないですが、このような結果になっております。

 

実際に頭数を数えていないのですが、僕が行かせて頂く農家さんでは

 

幸紀雄×安福久母牛の頭数が多いように感じています。(あくまでも体感です)

 

どちらを残されても良いと思いますが、僕はどちらかと言うと諒太郎母牛をお奨め

 

しております。

 

安福久は絡んでいなくても良いのではと思います

 

 

その場合、諒太郎と美国桜との掛け合わせもいいかと思います。

 

 

僕の個人的な意見になりますが、何かの参考になりましたら幸いです。

 

 

By 中紙育朗 on 2019/11/28 5:46

 

皆さま、こんにちは!!

 

南九州・沖縄地区担当の中紙です。

 

もうご存知の方も沢山いらっしゃるかと思いますが、

 

牛肉輸出に関する記事がありましたので、原文そのままを書きたいと思います。

 

 

タイトル     農相、和牛増産に新たな対策 対中輸出再開の協定署名で

 

江藤拓農相は26日の閣議後の会見で、日本産牛肉の対中国輸出の再開条件

 

となる協定に日中両政府が署名したことに関し、「中国の消費者は日本産牛肉

 

を熱望している。輸出に向けられるよう和牛を増やしたい」と述べ、

 

増産に向けた新たな対策を打ち出す考えを示した。

 

 中国は日本での牛海綿状脳症(BSE)の発生を受け、2001年から日本産牛肉

 

の輸入を禁止している。

 

再開に向け、牛肉処理施設の衛生条件などを両国で協議する必要がある。

 

江藤氏は再開時期について「(来春に予定される)習近平国家主席の国賓来日

 

に合わせて解禁できるとすてきだ」と語った。

 

以上

                      一般社団法人共同通信社 さまの記事より

 

 

 

 

まだ中国への輸出が決定したわけでは無いですし、逆に中国側からの要求も

 

あると思いますが、特に畜産業界にとって明るいニュースですよね。

 

中国へ直接牛肉が輸出できる事になるのは、とても大きい事だと思います。

 

「増産に向けた新たな対策」  がどのような内容になるのかも注目ですよね。

 

(僕、個人的にはなかなか難しいように思います。)

 

 

 

 

 

By 中紙育朗 on 2019/10/31 13:08

 

 

現場には行っていないのですが、先日29日に行われました、

 

第61回宮崎県畜産共進会の結果を書きたいと思います。

 

 

出場頭数  去勢   90頭    メス    10頭    合計頭数  100頭

 

       

平均値   

 

枝重      去勢   533.9キロ   メス   494.7キロ

 

ロース芯   去勢    74.0㎠    メス    77.6㎠

 

BMS     去勢    10.5      メス    10.3

 

全100頭の内、3代祖 安福久は5頭でした(全て去勢)

 

 

 

 

以下、入賞牛の結果を書きます。

 

グランドチャンピオン       ㈱石川牧場  様

 

去   秀正実ー平忠勝ー美穂国   枝重  541.8キロ  ロース芯 76.0㎠

    バラ厚 8.8㎝   推定歩留  75.3  BMS 12  

    枝肉単価  9,300円   販売金額  5,038,740円

 

以下入賞牛もすべてBMS12です。

 

2席

去   耕富士ー秀菊安ー安福久   枝重   497.7キロ  ロース芯 93.0㎠

     バラ厚 9.7㎝  推定歩留  80.5

    枝肉単価  5,500円   販売金額  2,737,350円  

 

3席

去   義美福ー秀菊安ー福之国   枝重   517.5キロ  ロース芯 80.0㎠

     バラ厚 9.5㎝  推定歩留  77.8

     枝肉単価 5,010円   販売金額  2,592,675円

 

4席

去   美穂国ー忠富士ー福之国   枝重  516.1キロ  ロース芯  85.0㎠

     バラ厚 9.8㎝  推定歩留  77.1

     枝肉単価 4,830円  

 

5席

去   義美福ー秀菊安ー忠富士   枝重  506.4キロ  ロース芯  93.0㎠

     バラ厚 10.0㎝  推定歩留 79.5

     枝肉単価 4,530円

 

6席

去   義美福ー平忠勝ー美穂国   枝重  557.8キロ  ロース芯  86.0㎠

    バラ厚  10.7㎝  推定歩留  79.2

     枝肉単価 4,400円

 

7席

去   耕富士ー秀菊安ー勝平正   枝重  532.6キロ  ロース芯  86.0㎠

    バラ厚  9.7㎝   推定歩留  77.7

    枝肉単価  4,360円

 

8席

去   秀正実ー忠富士ー安福久   枝重 515.1キロ  ロース芯  68.0㎠

    バラ厚  8.1㎝  推定歩留  74.5

    枝肉単価  4,220円

 

9席

去  耕富士ー美穂国ー福之国   枝重  555.9キロ  ロース芯  82.0㎠

    バラ厚  10.3㎝  推定歩留 76.3

    枝肉単価  4,140円

 

10席

去  真華盛ー忠富士ー安福久   枝重  582.5キロ  ロース芯  94.0㎝

   バラ厚   11.0㎝  推定歩留  79.8

   枝肉単価  4,090円  

 

 

 

受賞者の皆さま、おめでとうございます(*^^*)

 

枝肉相場が低く推移しておりますが、これほどの枝肉単価がついて嬉しく思います。

 

血統の事では、当たり前なのですが入賞牛以外にも秀菊安、安福久が

 

2代祖、3代祖に入っている牛が出場しており安定して好成績でした。

 

宮崎県種雄牛の中で今もっとも期待の満天白清は今回出場していませんでしたが、

 

一部?農家さんに注目されている富久竜のメスは10頭中4頭出場していました。

 

参考までにですが、書きたいと思います。

 

富久竜(忠富士ー安福久ー糸藤(鹿))

 

出場番号順

 

メス 富久竜ー梅福6-百合茂  枝重 477.8キロ  ロース芯83㎠  BMS 10

 

メス 富久竜ー美穂国ー福之国 枝重 480.2キロ ロース芯 77㎠  BMS 10

 

メス 富久竜ー百万石ー忠富士 枝重 508.3キロ ロース芯 83㎠  BMS 11

 

メス 富久竜ー福之国ー安平  枝重 485.5キロ ロース芯 73㎠  BMS  7

 

 

以上のような結果でした。

 

何かの参考になりましたら幸いです。

 

 

 

By 中紙育朗 on 2019/10/29 15:40

 

 

子牛を自然哺育(親付け)されている農家さんに向けて書きたいと思います。

 

子牛のスペースを作っている農家さんがほとんどですが、

 

まだ作っていない農家さんは是非、出来そうな方法を紹介させて頂きますので

 

参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 1つ目は制限哺育の農家さんになります。

 

 

 

木の板で仕切り、哺育の時は板を上げ子牛を親につけてあげます。

 

 

(子牛のスペースは3メートル×2メートルくらいだと思います)

 

分娩房が縦に長く、ゆとりがある牛舎でしたら改築は必要ですが

 

可能かと思います。

 

母牛、子牛の管理がしやすく、制限哺育ですので母牛の発情回帰もさせやすい

 

かと思います。

 

 

2つ目は木の棒で子牛のスペースを作っている農家さんになります。

 

 

 

 

 

 

木の棒の高さは母牛の首に当たるくらいだと、入って来れないそうです。

 

木の棒をひもで縛っておく方法であれば、手軽に出来ると思いますし

 

位置を変える時も、除糞の時も楽だと思います。

 

 

もし1つの分娩房にゆとりがなく、子牛のスペースを作ってしまうと狭く

 

なってしまう牛舎では、分娩が近い牛と合わせて2スパン(1群を2頭)で

 

飼うのも1つの方法かもしれません。

 

もちろん、スターター、水、粗飼料を子牛が食べやすい高さで設置し

 

綺麗な状態を維持して頂ければと思います。

 

 

 

 

子牛の発育が変わってくると思います。

 

 

By 中紙育朗 on 2019/10/28 13:46

 

 

与論島のある和牛生産農家さんが、とても上手く堆肥を作っていました。

 

その農家さんの方法を紹介をしたいと思います。

 

特に、敷料が手に入りにくい地域の農家さんの参考になりましたら幸いです。

 

 

 

堆肥作りで大切な水分調整ですが、、、

 

 

天気のいい日に糞出しをして、パドックに広げ天日干しをされています。

 

(水分量は強く握ったときに少し水分が出るくらい)

 

水分量を調節した後は、、、

 

 

写真のようにカマボコ型に積んでいます。

 

カマボコ型に積むことにより、余分な水分を出し、好気性菌と嫌気性菌をバランス良く

 

共存させ発酵、分解を促しています。

 

水分量を調節した後にカマボコ型に積み、1~2週間後に最初の撹拌。

 

その後、徐々に撹拌頻度を減らすそうです。

 

 

出来上がった堆肥は、畑に入れたり、一部は水分調整・種堆肥として、

 

また、戻し堆肥として床にも使われているそうです。

 

今では、その良い流れが出来ている との事でした。

 

 

最初に上手くいくまでは手間がかかり試行錯誤があるかもしれませんが、

 

一度上手く回り始めると良い循環が続くのかもしれません。

 

 

その一歩を踏み出してみませんか。

 

 

By 中紙育朗 on 2019/09/20 15:57

 

 

皆さま、こんにちは!!

 

遅くなってしまいましたが、前回に引き続き入賞牛の結果を

 

書きたいと思います。

 

 

 

 

銅賞1席     佐賀県

 

平茂晴ー百合茂ー安福久    28ヶ月齢    枝重  543.6キロ  BMS  12

ロース芯   100.0㎠    バラ厚  10.5㎝     枝肉単価  4,500円

 

 

 

 

以下銅賞は出品番号順になります。

 

 

 

熊本県

 

美津百合ー安福久ー勝忠平    28ヶ月齢   枝重  497.6キロ  BMS 12

ロース芯   91.0㎠     バラ厚   8.8㎝      枝肉単価  4,200円

 

 

 

 

鹿児島県

秀幸福ー華春福ー安福久   29ヶ月齢    枝重  583.9キロ   BMS  12

ロース芯   92.0㎠    バラ厚   10.3㎝     枝肉単価  4,000円

 

 

 

 

宮崎県

耕富士ー美穂国ー忠富士   29ヶ月齢   枝重  547.5キロ  BMS  12

ロース芯   92.0㎠    バラ厚   10.1㎝     枝肉単価  4,500円

 

 

 

 

福岡県

 

華春福ー喜亀忠ー金幸福    29ヶ月齢   枝重  575.6キロ   BMS  12

ロース芯   130.0㎠     バラ厚  9.6㎝     枝肉単価  4,000円

 

 

 

 

 

受賞者の皆さま、おめでとうございます(*^^*)

 

入賞牛のほとんどが安福久母体ですが、その中でも枝肉はそれぞれ全然違う

 

ので直接見に行く事ができて、とても良かったです。

 

また来年も、中州ではなく九連を目的に?行きたいと思います