自然環境の調和を保ちつつ地球に優しい持続的農業を提案します。

Author: 松浦 洋明 Created: 2010/06/24 10:43
東北担当の松浦です

By 松浦 洋明 on 2014/02/27 23:55

 

先日、洞爺湖町のR牧場(搾乳牛 約80)の堆肥舎を見てきました。

 

  

 

こちらの農場では、アースジェネターの給与開始が昨年の6月ごろでした。

 

給与開始から半年以上経過し、給与以前と現在の気付いた所をお聞きしました。

 

去年の今頃(冬時期)と変化がある事では、印象としてまず堆肥の量の変化を感じられた様子。

 

 

上記写真の奥の堆肥積みの時、屋根付近ギリギリまで機械が行きとどく範囲で目いっぱい積み上げた堆肥が、

 

 

時間の経過とともに発酵がより進み、水分がとんでガサが減り易くなったとのこと。

 

 

ちなみに去年10月頃に伺った時に撮らせていただいた堆肥舎の写真を載せます。

 

 

 

この時はアースジェネターを給与してから4ヵ月経過していました。

 

10月と現在の2月末では気候も正反対に近いですが、写真を見比べてみると…

 

 

2月現在の堆肥の方がなんとなーく全体的に黒ずんでいるように思います。

 

冬なので雪も降ることから堆肥自体の水分量も変化していますが、

この気候の中、前年の今頃を比較した時の印象で水分がより飛びやすくなったという事は、

 

 

発酵している時の温度が高いまま推移して、促進されているのでは‥と思われます。

 

ちなみにこの地区は2月現在で降雪量が少なく、気温がやや暖かいのも堆肥発酵に大きく関係していることと思います。

 

 

また、現場が変われば農家によってエサの内容も当然変わりますので、

 

 

必ずしも堆肥が変化するとは断言できませんが、堆肥のがさが減れば、

 

 

切り返しの手間も変わってきますね。

 

 

もうじき春を迎えますが、まだまだ雪は振りそうな予感も感じられる北海道です。

 

(畑が一部みえている地区もありますが‥)

 

 

屋根の雪の落雪事故も道内では発生していますので、

 

 

除雪の際は十分お気を付け下さいませ。m(__)m

By 松浦 洋明 on 2014/02/26 20:40

 

皆さん、こんにちは。

 

先日、日高町は杉山牧場 (発酵床牛舎・和牛繁殖母牛300) の牛舎を視察しました。

 

 

 

手前のお二人は栗山町から来られた菅野さんです。

 

菅野さんは町内で新規就農し、和牛繁殖を経営する予定で日々奮闘中です。

 

  

とても勉強熱心で、杉山さんの話を聞き入ってました。

 

 

哺育舎‐育成舎‐繁殖母牛舎の順で見学。

 

 

哺育舎では、ミルクの種類や哺乳ロボットの利点、子牛のワクチンプログラムについて。

 

特に体重計付き自動給餌機とネックタグによる子牛の個体管理には改めて私も驚かされました。

 

  

パソコンで子牛の体重が全て管理されているので、

 

エサがあまり食べていない子牛はデータで一目瞭然。

 

  

杉山さんいわく、見た目では何も異常が無さそうな子牛であっても、

黒毛和種はホルより体調の異常や変化に我慢強いために、

異常の発見や対処が後手になりやすいとのこと。

 

 

あるとき人が子牛を見て、“体調不良‥かな?”と感じ対処した時は、すでに牛にとっては手遅れになる場合も起こりうるため、

 

その異常発見の発端である“体重測定”はとても重要なことと言えます。

 

自動給餌機の下にある体重計は毎日測定されているので、体重の微妙な変化が数値としてすぐパソコンに送られてくるため、異常がある子牛は病気をあらかじめ予測して対処することが可能ですよね。

 

 

  

 

そして育成舎ではさらなる工夫の品がありました。

 

 

  

この鉱塩木枠は土台がコンクリですが、上部に木枠が使われている逸品です。

 

 

鉱塩って牛舎の飼槽にそのまま置いておけますが、牛のベロの力であっち行ったり、

 

こっち行ったり‥作業の邪魔になるケースもあり、紛失したりする方もおられるかと思います。

 

カウプラッターなどの飼槽であれば中に置く事が出来ますが、常に鉱塩が同じ場所にあって、

 

いつでも塩分やミネラルを確実に補給出来た方が牛さんには良いですよねっ。

 

なおかつ同じ場所に鉱塩があれば作業する人も鉱塩の減り具合を見て、補充出来ますし、

 

鉱塩自体木枠に納まっているので紛失の心配もありません。

 

 

この木枠の部分は時間の経過とともに削れて徐々に減っていきますが、木枠の部分“だけ”ですし、

 

タルキ木材一本あれば手軽に作れるところがポイントです。

 

土台のコンクリ部分は削れませんし、いつでも補強が出来るのでおススメです。

 

 

杉山さん、菅野さんお忙しい中有難うございました。

By 松浦 洋明 on 2014/02/05 23:33

 

先日秋田の家畜市場に行ってきました。

 

上場血統は

義平福 97頭、安福久 42頭、百合茂 27頭、北乃大福 27頭、芳之国 17頭、

松昭秀(松福美-安福-茂富士) 15頭、安茂勝 12頭、安平幸 10頭、光平照 10頭、

福華1 10頭、美国桜 8頭、北平安 7頭‥

 

 

市場平均価格(税込み)は、

 

メス:185頭/496,014円  (先月  136頭/477,681)

 

去勢:189頭/577,206円  (先月  159頭/565,633)

 

上場頭数が増えて、なおかつ平均価格は先月より上げている結果となりました。

 

秋田県のホームページで公表している2月セリのトップ5を載せます。

≪去勢≫

1: 勝忠平-安福久-平茂勝 264日齢 310キロ 68.7千円

2: 百合茂-安福久-金幸  292日齢 329キロ 68.0千円

3: 芳之国-安福久-平茂勝 285日齢 370キロ 67.8千円

4: 第1花国-安福1659-平茂勝 252 Read More »

By 松浦 洋明 on 2014/01/31 23:00

 

少し前ですが‥

 

 

岩手に行った時の事。

 

 

大震災以後、放射線物質の汚染ワラの影響で地場産の牧草が与えられないため、

現在農協から配られている代替飼料(プレミアムチモシー)を見学させていただきました。

 

 

 

写真を見て分かるように、入ってくるチモシーの質が安定していません。

 

 

同じロットで現場に持ち込まれたものですが、右側の褐色チモシーは乾燥し過ぎているからなのか、

 

 

 

手で触ってもブチブチパラパラとちぎれ易く、牧草の香りも弱く感じました。

 

 

 

 

輸入物のチモシーですが、はたしてプレミアムと呼べるものかどうかすら定かではありません。

 

 

東北各地では米国産やオーストラリア産…他からもチモシーが入ってきていますが、

 

 

ただでさえ手に入るロットで産地が違うのに、見た目からでも十分に状態の悪そうなチモシーでは牛さんにも少なからず何らかの影響はあるのでは…と感じます。

 

(地区によっては当然良質なチモシーが入っている所もありますので…私個人の意見です)

 

 

草地更新が完了していれば次年度の牧草は収穫して食べさせてオッケーですが、

 

 

現段階では東北で利用されている草地の更新が3年では終わるはずもなく、

未だに質の安定していない代替飼料を食べさせねばならない地区も沢山あります。

 

 

トラクターや牧草収穫の作業機など、リースもしくはレンタルで順番に回ってくるだけでも時間はかかりますし、

天候に作業が左右されるのであればなおさらですね。

 

 

今年は暖冬の気配ですが、かえって夏では冷える事が多いのかなと思います。

 

 

年間の平均的な総降雨量・総積雪量が決まっている中で、暖冬の時は冷夏になるなど気象状況が不安定になることが多々あります。

 

 

(かといって毎年冬は雪ばかりで除雪を多くしているような地区・年でも、夏は寒くなることもありますが‥)

 

 

特に天気に左右される草地更新ですが、地道に少しずつ進むしかないですね。

By 松浦 洋明 on 2014/01/31 7:18

 

みなさまこんにちは。

 

先日、宮城は仙台市にてシェパード松本先生による東北天文塾in 仙台を開催しました。

 

 

テーマは「経営の戦略を考える」

 

人数は私を含めて16名の参加でした。

 

皆さま真剣な表情で松本先生の発表を聞いています。

 

 

参加者の中で一番離れからの参加者は、秋田県のにかほ市から出席した方がいました。

 

 

この場をお借りして参加して頂いた方々には深く感謝いたします。

 

 

また、急遽予定が変更しキャンセルとなった方々も、お忙しい中連絡を下さり有難うございました。

 

 

私のつたない進行で、参加して頂いた方にはご迷惑をおかけしましたm(_ _)m

 

 

 

その後懇親会へと移動し皆さまの自己紹介も行いました。

 

畜産業界(特に東北も!!?)も狭いもので、

 

 

参加者の方々の中にはお互いSNSを通じて知り合いだったり、

 

 

参加者の内“師匠”とお呼びしている方が、別の参加者と仲が良い人物だったりしました。

 

 

お互い情報を共有しながらこの畜産状況を乗り越えて行けたらなと思います。

 

By 松浦 洋明 on 2014/01/10 23:02

 

1月の南北海道家畜市場(2日目)に行ってきました。

 

 

2日間の上場血統内訳は

 

 

美津百合 154頭、百合茂 124頭、光平照 123頭、安福久 105頭、福安照 104頭、

北乃大福 100頭、芳之国 77頭、安茂勝 60頭、隆之国 54頭、北平安 38頭、菊福秀 37頭、

北茂安93 36頭、勝忠平 32頭、徳悠翔 31頭、菊花国 28頭、茂洋 28頭…

 

 

市場平均価格(税込み)

メス:631頭 / 494,141円  (先月 848頭 / 500,006)

去勢:864頭 / 574,622円  (先月 1,100頭 / 578,472)

 

先月より若干安でしたが、ほとんど変わらずに推移しています

 

初セリで頭数も約1,500頭の上場でした。

 

全国各地既に市場を終えているところもありますが、前月より平均価格が下がっている地区もあり、地区ごとに差が出ている形でしょうか…?

 

 

上場された牛の中で、やはり高いのは安福久母牛の去勢がダントツに高値です。

 

 

安福久肌の岩手県雄牛“雪乃花”(1花国- Read More »

By 松浦 洋明 on 2013/12/20 23:35

 

1217日から19日にかけて宮城総合家畜市場が開催されました。

 

 

私は初日の17(加美・よつば、亘理…etc地区)を見学してきました。

 

 

過去に私のブログで載せた事があったのですが、この地区の牛さんはエサの飼料給与報告書なるものが各牛に明記されています

 

中には工夫して顔写真付きの報告書もあり、生産農家さんの信頼も高まりますね。

 

 

この日の上場頭数は約600!!

(先月はこの地区400頭後半でしたが、この日の市場は3日間の内で1番頭数が多かった日でした。)

 

 

血統の内訳は、

 

茂洋 247頭、美津百合 42頭、安茂勝 28頭、芳之国 24頭、百合茂 24頭、光平照 20頭、

勝忠鶴 19頭、安福久 17頭、北乃大福 14頭、菊福秀 13頭、勝忠平 11頭、忠勝美(茂勝-平茂勝-忠福) 11頭…でした。

 

 

やはり茂洋が圧倒的に多いのですが、

 

実は過去の月ごとで遡って調べてみたらジワジワと茂洋以外の血統に頭数が分散してきています。

 

3日間合計のメス・去勢平均(税込み)

メス:705頭/544,077円     (先月 613頭/502,007)

去勢:925頭/612,270円     (   735頭/593,615Read More »

By 松浦 洋明 on 2013/12/12 21:43

 

先日秋田の家畜市場に行ってきました。

 

市場全体では430頭以上が上場され

 

血統内訳は、

義平福 111頭、安福久 56頭、百合茂 36頭、北乃大福 30頭、北平安 15頭、

松昭秀 15頭、芳之国 14頭、安茂勝 10頭、福華1 10頭、美津百合 9頭…

 

メス・去勢の平均(税込)は、

メス:175頭/530,550円  (前月155頭/516,654)

去勢:244頭/587,023円  (  184頭/596,857)

 

 

 

夏から比べ義平福の頭数が約半年で倍以上になり相当増えました

 

ちなみに県内の肥育農家さんが義平福をセリ落とせば10万円の補助が県から出ておりましたが、

 

年間を通しての補助が可能な“頭数枠”があり、補助自体の期間も来年3月までと決まっているため、県内全ての肥育農家さんはもう出ていない可能性もあります。

 

(4月に県内の各肥育農家さんには今年度中の義平福の導入頭数が何頭なのか調査して聞かれているようです)

 

また、市場には見学者も多くおり、団体で見学に来ている方もいました。

 

去勢では福華1、徳悠翔、隆之国はほとんどが平均価格以上だったように思います。

(全部見ていた訳ではないのですが‥)

 

福華110頭ほどの上場でしたが、発育が良く68万台の牛もおりました。

 

 

このメス・去勢ともに平均相場を見てしまうと市場に出したいのもありますが、隆之国を母牛として置いている方もいるようです。

 

 

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By 松浦 洋明 on 2013/12/06 20:40

 

12月4・5日に開催された南北海道家畜市場(2日目)に行ってきましたので報告致します。

 

 

2日間の血統内訳は

美津百合 215頭、光平照210頭、百合茂 155頭、北乃大福 133頭、芳之国131頭、

安福久 113頭、福安照 103頭、隆之国 96頭、安茂勝 73頭、菊福秀 67頭、

北平安 56頭、徳悠翔 47頭、北茂安93 45頭、菊花国43頭、茂洋 41頭…

 

平均価格(税込)は、

メス :848頭/500,006円     <前回は701頭/472,424

去勢 :1100頭/578,472円     <前回 919頭/568,435

 

 

 

実は今回のセリでどうしても価格が気になっていた牛さんがいたのです。

 

 

それがこの子牛3頭です。

(牛さんがやや興奮していて左右に行ったり来たりしていたため写真がぶれてしまいすみません)

 

 

この子牛は白清853‐第1花国-安福(岐阜)のメス

祖母はもみじ 元全道育種価1位  受精卵産子 です

 

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By 松浦 洋明 on 2013/11/18 22:03

今月行われた宮城総合子牛市場3日目に行ってきましたので報告します。

 

 

実は県で公表している子牛平均価格速報が遅れているため、市場終了後も平均価格が分からずブログでの記載がおくれてしまいました。

 

すみません。

 

 

私が見学したのは3日目で、みどりの・加美よつば・亘理地区です。

 

上場する血統内訳は

 

茂洋 186頭、安茂勝 29頭、芳之国 23頭、北乃大福 21頭、百合茂 18頭、

勝忠鶴 18頭、美津百合 17頭、安福久 13頭、豊北茂 13頭でした…。

 

3日間の平均価格 (税込み) は

メス: 613頭/502,007円  (先月は539頭/484,326)

去勢: 735頭/593,615円  (先月 664頭/563,680)

 

 

 

後々FAXで市場平均と総出場頭数内訳を確認したところ、

 

11月は宮城では1,200強の頭数が出ており、

 

そのうち3日間で茂洋の頭数は約593

 

次いで多いのが、北乃大福 78

 

その次が安茂勝 66

 

次いで安福久が54頭でています。

 

この数字だけ見ればまだ茂洋の出場頭数は相当多いですが、

 

去年の同時期と比べ北乃大福の数が減り、安福久の頭数が2Read More »