自然環境の調和を保ちつつ地球に優しい持続的農業を提案します。

名前: 礒 匠 作成日: 2016/04/01 13:28
(株)アース技研で北海道を担当することになりました。よろしくお願いします。

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/11/07 19:05

 

皆さんこんにちは!

 

道東担当いそです

 

以前の続きでハエの話ですが

 

ハエはブンブン飛び回っているのは2割ほどで

あとは、卵やうじやサナギの状態でいるそうです

 

なので、うるさい成虫だけでなく

孵化や羽化させないようにすることが大切なんですね

 

ですから、定期的な孵化阻害剤(IGR剤)の使用などが効果的なようですね

これについては中紙育朗の日記に詳しく書いてありますので

是非参照してください

    http://www.labogenitor.com/tabid/77/EntryID/1585/Default.aspx

    http://www.labogenitor.com/Default.aspx?tabid=77&EntryID=1589

 

 

また、10月の末ごろ現場でちょうど

ハエ対策をしているところに出くわしました

 

こちらは、牛や人に無害な植物由来のハーブ液

アロマライフという製品を

をプルスフォグで噴霧していました

 

曰く、ハエの成虫にこの液体がかかることで

繁殖能力がなくなり、卵を産めなくなるそうです

 

アレロケミカルズといって植物が害虫を寄せ付けない

物質を配合しているためハエは苦しみますが

牛や人には害はないようです

 

 

また、ある牧場で牛床を掃除して

外に出ていた堆肥から湯気がぽやぽやと出て

いい発酵をしていました

ですが、通路から出た水分量の多い糞や

放置された堆肥にはハエがたかっていました

 

( ↑ 湯気が見えませんが絶賛発酵中)

アースジェネター給与で堆肥化を促進することが

ハエの発生を減少させる一つの要因ということも

納得できますね!!

(もちろん最初の水分調整や、たまに切り返しなどはしてくださいね!笑)

 

ハエはそんなに頭がいいのか……と

僕は信じられないのですが

子孫を残すためには卵を産む場所も大切ですので

ハエたちも必死に場所を探しているのです

 

また、いそ調べですが

ある牧場で

ペットボトルで作ったハエトラップを置いたところ

意外と草地や雑草が生えたところに多くいることがわかりました

 

やはり、たまに草刈りをするなど清潔にすることは

ハエの居場所を減らす意味でもいいようです

 

 

 

……とハエの対策を書きましたが

ハエも生態系においては分解者として働き

迷惑をかけずいい感じのハエさんもたくさんいるため

それを忘れず少しでもハエさんたちと理解しあわないと…

  ↑

ハエを調べているうちにいろいろと考えてしまいました

 

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/10/28 17:56

 

晩秋の候、

ハエが最後の力を振り絞って活動中ですね

 

ハエについては皆さんも悩まされていることと思います

 

 

ハエの生態についてちょこっと調べました

礒調べですのでコピペが大変多くなっております

偉い先生方の記事の情報を簡単にお届けできればと思います。

 

 

ハエはとにかくたくさんの種類がおり

いいやつもいれば人にとって迷惑なやつもいるわけです

特に畜産で問題になるハエは

イエバエ、サシバエあたりでしょうか

 

特にサシバエは家畜を刺し

ストレスも大きく、生産性を下げることにもつながり

人にとってもうるさいと思うだけでなく

人が感じる以上にダメージを与えているようですね

 

逆にハエをある程度抑えることができれば

乳量アップや増体アップ、病気の予防にもつながります!

 

 

今回は、サシバエの生態について書いてみたいと思います

 ↓ ↓ 

9,10月くらいに大発生します

この時期に多いのはおそらくサシバエと思います

 

卵から成虫になるまで20日ほど

成虫になってから寿命は2,3週間ほど。

その間に最大800個近い卵を産卵します

 

冬の間はさなぎの状態で牛床や堆肥の中におり

越冬に成功したさなぎは春になり大量発生します

 

昼:吸血→草むらで休憩→吸血→繁殖行動

夜:暗くて寒いので寝る

といった1日を過ごします

 

行動範囲は4㎞といわれ結構な距離を移動するのですね

このうらやましいほどの行動力で病気を蔓延させるのですね

 

好きな部位は肢やおっぱいなど皮膚の薄いところ

だからこそ、牛さんたちは痛みを感じ

ゆっくり食べたり、休んだりすることができず

生産性の低下にもつながってしまうんですね

 

サシバエはオスメスともに血を吸うため

牛さんなどがいる牛床に卵を産み付けることが多いようです

ある牧場で牛床の際をめくってみると

うじやさなぎがたくさんいました。

             ↓

 

牛に踏まれず、人の目も届きにくい安全な場所に

ひっそりと羽化するタイミングを狙っているようです。

 

 

そんなサシバエですが

次回どのように対策していくのがいいのかを考えていきたいと思います。

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/10/24 18:05

 

みなさんこんにちは!

道東担当の礒です

 

 

先日、十勝のある肉牛牧場を訪れたところ

牛舎リフォームをしていました

 

 

こちらの牧場の牛舎は屋根があるパドックのような感じで

冬場、風が直接当たりとても寒いようです

 

昨年の冬、寒さのためか離乳後の子牛たちが

調子を崩し、治療牛も多く大変だったようです

 

そこで、今年は

    仕切り柵にコンパネをはる

    離乳直後の子牛たちのところにはさらにビニール&コンパネ

といった十勝の冬風を防ぐシンプルな工事をしました。

 

 

簡単な工事のようですが、実際には手間も時間もかかり

なかなかすぐにはできないように思います

 

でも、元大工さんの場長と

従業員さんの惜しまぬ努力のリフォームで

今年は少し暖かい冬が迎えられそうですね

 

 

 

ビニールはビニールハウス用のもので

コンパネ壁の上部は換気が悪くならないように網にしています

餌場の鳥対策にもなりそうですね

 

材料費のみの低コスト!

 

今年の冬は成果が必ずでると思います!

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/10/17 21:22

こんにちは!

 

今週行われました十勝和牛市場の結果を

お知らせします

 

勝早桜5 468頭 花国安福 184頭 美津照重 130頭 幸紀雄 104

芳之国 85頭 第1花藤 70頭 美国桜 59頭 美津百合 57

諒太郎 52頭 勝平1 34頭 百合茂 27頭 隆之国26頭 他

 

でした。

 

結果(税込)

 

 
出場数
成立数
最高価格
最低価格
平均価格
めす
616
587
986,040
224,640
695,330
去勢
907
848
1,131,840
255,960
802,567

 

で先月比は

めすで約マイナス18,000

去勢で約マイナス24,000円でした

 

また、頭数も今回の市場では少なめで

先月に比べて155頭ほど少なかったようです

 

詳細...

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/09/30 18:42

 

皆さんこんにちは。

 

 

先日は、防寒対策の準備について書いたばかりですが

今年の夏はとても蒸し暑く、暑熱ストレスに悩まされた・・・

という方も多いと思いますので

 

牧草、デントコーン、堆肥スラリー撒きがひと段落つきましたら

来年夏に向けての準備を行っても良いかもしれません

 

防寒と言ったり、暑熱対策と言ったりすみません・・・笑

 

 

ある、酪農家さんでは夏場の乳房炎ゼロを目指して

北海道の比較的涼しい気候ではありますが

来年に向けて準備中!と意気込んでおられる方もいました

 

 

北海道でも暑いのは12カ月間とはいえ

暑さが落ち着いたころにダメージが・・・

という牛さんもいると聞きます

 

暑さにやられると

消化器がやられたり、肝機能が低下してしまい

繁殖にまで影響が出てしまうということもありますね

 

いくらなんでもこの暑さには人も牛もかなわない

という感じですが、すこーしだけでも

工夫して快適な夏にしたいものですね

 

 

僕が、今年の夏に農家さんの話を聞いて

現場を見せていただき感じたのは

 

扇風機の設置などの換気や

日よけシートなどの日差し対策はしっかりとされており

牛さんもとても快適そうにしていました!

 

 

ですが、ひとつだけ

飲み水が自由に飲めずに牛さんが

我先にと争っている様子を目にすることがありました。

 

また、繋ぎ飼いでウォーターカップを設置してある

牧場でも、出てくる水の勢いが弱く

少し飲むのに手こずっている牛さんもいました。

 

 

工事は必要ですが、配管工事をして 

太いパイプにすることができれば

飲水量の大きな改善になるのかなと思います

  

また、フリーストール、フリーバーンで飼っている方は

機会をみて水槽を増やしたり大きいものに変えてあげると

ストレスが減って、自由に飲水できるのかなと思いました

  

  

暑熱対策で牛さんの健康維持、ひいては乳量アップや増体アップにもつながることを期待して

飲み水について確認してみてるのもアリですね!

 

  

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/09/27 20:26

 

皆さんこんにちは。道東担当の礒です

 

 

もうすぐ9月も終わろうとして

北海道は朝晩、冷え込むようになってきました

朝はすでに10℃をきっています

 

暑熱対策は早い時期から始めた方が良いですが

北海道など寒さの方が厳しい地域では

防寒対策もそろそろ準備してもいいのかなと思います

 

 

とくに子牛は季節の変わり目など

風邪や下痢など、病気にかかりやすいですよね

 

①風を防ぐこと

体感温度は風速1メートルで1℃下がるそうで

暑い時よりも寒い時の方が急激に温度が下がったと感じやすいそうです

肥育農家さんでカーテンが壊れていたために風が吹きつけ

導入した素牛が風邪をこじらせてしまったという話をしていた方もいました

カーテンが破れていたり、隙間風が入る牛舎は今のうちに修繕しておきましょう!

 

②床からの熱を奪われるのを防ぐ

コンクリートの床だと、地面の冷たさで熱を奪われてしまいます。

僕も高校生の時に有馬記念で前日の夜から寝袋を持って競馬場前に

並んでいましたが地面が冷たく本当に寒い思いをしました。

ハッチなどでしたらバスマットやすのこを

地面に敷いて、その上に敷料を敷いて上げるのも良いでしょう!

あとは、敷料を分厚く敷いたり、床替えの頻度を上げてあげましょう

発酵床は寒さ対策という意味ではとても良いかもしれません

ハッチなどでも頻繁に床替えをせず敷料を積み足していくだけで

温かいし掃除の手間も削減できますね!

 

 ↑ 板で床と一枚隔てた手作りハッチ

 

 

③上から熱が奪われるのを防ぐ

温かい熱は上に行ってしまうので

ハッチに屋根をつけたり、シートで覆ってあげることで

保温性が上がります!

上からつるすヒーターも、ほこりをしっかり払い

全性能を発揮させてあげましょう

 

  

 その他にも、牛さんに着せてあげるカーフジャケットの用意

飲み水の温度を確認

圧ぺんトウモロコシえさのカロリーをすこし上げてあげる

生まれたてはすぐに体を乾かし初乳をしっかりと飲ませる

 

・・・・・・・などなどなどなど

 

いろいろな角度から防寒対策の準備を早めにして

長―く寒い冬を乗り切りましょう!

 

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/09/17 17:16

 

皆さんこんにちは。

道東担当、礒です

 

さて、少し前にある酪農家さんに聞いた話ですが

 

 

社長「そういえば最近、体細胞数が減って、乳量も少し上がって来たんだよ!」

 

いそ「それは、なにが要因ですかね?」

 

社長「搾乳手順マニュアルをもう一度、見直して改善して従業員さんと改めて確認したんだけど・・・」

 

 

こちらの酪農家さんは、乳頭洗浄機を使っています。

ですが、今までは時間短縮で本来は一頭30秒のところ

半分の時間で乳頭を洗浄していました。

 

それを、しっかりと30秒間乳頭洗浄をするようにしたそうです。

 

大きく改善したことはそれだけですが

1週間ほどで体細胞数が下がり、乳量も徐々に上がってきたそうです

 

今までよりも少し時間はかかりますが

成績が良くなり、従業員の皆さんのモチベーションも上がっている

とのことでした!

 

「めんどくさがらずに、最初から乳頭洗浄機の説明書どおりにするべきだったよ」

 

と、この酪農家さんが言っていましたが

このような例だけではなく、

どうしても手間を省こうとしてしまいがちですが

正しく使うことや用法・用量などを守ることが大切なことだと感じました!

 

栄養面、安楽性、搾乳手順など

生産性を上げる要因は複雑だとは思いますが

ちょっとしたことでも意外と重要で、

大きな改善の余地ってあるものだなあと思いました!

 

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/08/28 19:09

みなさんこんにちは

 

先週行われました十勝和牛市場の結果を

お知らせします 

 

 

勝早桜5 471頭 花国安福 247頭 美津照重 196頭 幸紀雄 139

芳之国 93頭 美津百合 75頭 美国桜 73頭 第1花藤 68

諒太郎 50頭 勝平1 47頭 百合茂 39頭 隆之国37頭 他

 

でした。

 

結果(税込)

 

出場数

成立数

最高価格

最低価格

平均価格

めす

768

610

1,452,600

335,880

722,995

去勢

1047

971

1,138,320

474,120

819,673

 

で先月比は

めすで約プラス2,000

去勢で約マイナス4,000円でした 

 

 

高く取引された牛は次の通りです(セリ価格)

去勢

金太郎3-安福久-勝忠平 287日齢 323kg 1,024,000

勝早桜5-平茂晴-安福久 293日齢 438kg 946,000

 

めす

平茂晴-安福久-忠富士 314日齢 3421,031,000

百合茂-安福久-平茂勝 297日齢 3041,102,000

安福久-勝忠平-安平照 296日齢 307㎏ 1,345,000円(めすトップ)

 

 

 

めすは、全体的に繁殖用、肥育用ともに高く

去勢は下~中級の牛が多数の購買者にせられて値が上がっていた印象でした

依然、購買者の方々にとっては厳しい価格が続いていますが

20か月後の事を見越して購入し、お肉になるまで育て上げている

肥育農家さんの努力には

頭が下がる思いで、なにか少しでもお役にたてれば・・・

と日々思っている次第です

 

 

以上、セリの結果報告だけになってしまいましたが

参考にしてみてください!

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/08/22 17:05

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です

 

今日は、北海道でも雨が降り雷も鳴っていたため

地域によっては停電した所もあるようです

 

 

2年前に北海道に台風が上陸した時は

川が氾濫したり

大雨、風の影響で長時間の停電がおこった地域も少なくありませんでした。

 

停電で搾乳ができなかったり、バルククーラーが機能せず

ミルクを廃棄することになってしまったりと被害も大きかったようです

 

 

普段は、北海道には台風は来ないと思っていても

いざという時、困ってしまいますよね。

 

 

最近、異常な動き方をする台風も増えており

今後、どんなことが起きるか分かりません

 

僕は、1酪農家に1台 発電機の時代かなぁ・・・と思っています

 

トラクターのPTO駆動タイプの発電機が1つあれば

停電時も搾乳、生乳の冷却、バーンクリーナー、ボイラー等

を動かすことができます

 

 

発電機の大きさもさまざまで

50頭規模から200頭規模以上まで対応しているそうです

 

 

2年前の停電を経験して発電機を導入した酪農家さんも

「まだ1回も使ってないけど何かあった時のために」と

緊急時、大切な牛さんを守るために備えています

 

『トラクター用発電機』と検索すれば

いろいろと出てきます

 

考えている方は、メーカーや販売店に問い合わせてみてください

 

 

 

 

ちなみに僕の気になる発電機を紹介します

 

タイヤ付でトラクターでそのまま牽引できるタイプです。

(国際農機展で発見しました)

 

便利ですね・・・

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/08/03 20:18

 

皆さんこんにちは。

道東担当のいそです。

 

道外の方には申し訳ないですが、

北海道も30℃を超えるところが多くとても暑く

大変厳しい1週間でした。

 

 

そんな中比較的涼しいはずの釧路、根室地方に

出張に行っていたのですが、計算が狂い(笑)

水分補給のために自動販売機にいくら貢献したか分かりません・・・

 

 

さて、根室の和牛繁殖農家さんで

ある装置を発見しましたのでご紹介します

 

 

半自動哺乳ボトル洗浄マシーンです

 

こちらの装置、水道管を加工して先端に穴をあけただけの

簡単な作りになっていて

(近くの設備屋さんに頼んでくださいね)

 

ミルクを飲ませ終わったら

洗剤を入れ

ボトルを差しこみ

水道をひねるだけです

あとは、事務所で一服するなり

ファイターズの試合を見るなり

(訪問した日は年に1度のファイターズ道東シリーズで圧勝)

子牛を見回るなりして数分待てばOKとのことでした!

 

手洗いではなかなか洗えなかった角の部分やへこんだ部分まで

しっかりミルクのぬめりが落ちるようです。

 

特にこの時期は洗い残しがあると腐ってしまい

子牛の下痢にも繋がってしまいます

 

この洗浄マシーンを使ってから

ミルクの作製室もにおいがしなくなり

子牛の下痢も減ったとのことでした!

 

手間も省けて一石二鳥とのことで

 

よかったら皆様もいかがでしょうか