自然環境の調和を保ちつつ地球に優しい持続的農業を提案します。

名前: 礒 匠 作成日: 2016/04/01 13:28
(株)アース技研で北海道を担当することになりました。よろしくお願いします。

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/03/20 8:55

 

皆さんこんにちは。 

道東&馬 担当の礒です。

サラブレッドの生産地、日高・胆振地方では

お産シーズン真っ只中だと思います。

軽種馬生産牧場の皆様は本当にお疲れ様です

 

2月に日高の軽種馬牧場を回っていると

やはり、ぽつぽつとお産が始まっており

かわいい仔馬ちゃんたちもお母さん馬に甘えていました

 

そこで、僕は実際には初めて見たのですが

お母さん馬がうんちをすると

仔馬がそのうんちを結構な量、食べ始めました

 

仔馬はお母さんのボロを食べて微生物を取り込んで

腸内細菌叢を構築するので、とても重要なことなんですね

 

馬にアースジェネターを給与しているユーザーさんは

仔馬はもちろんのこと

母馬にもアースジェネターを給与している方がほとんどです

 

それは、母馬の健康状態の維持も含め、そのうんちを食べる

仔馬の健康につながるという点でも、とても効果的だと思います!

 

それだけ、草食動物にとっても腸内細菌が重要ということですね!

 

お産後は、母馬のお腹の中の環境はがらりと変化し

腹痛も増えてくると思います

 

適度な運動、ボディコンデションの維持のほかに

予防のひとつとしてぜひアースジェネターの給与も続けてくださいね~

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/03/06 18:48

 

皆さんこんにちは。

 

道東担当の礒です

 

 

ある、和牛繁殖農家さん(母牛25頭規模)に

お邪魔した時、これから人工授精に獣医さん来るとのことで

牛を枠場に連れてきていました。

 

さて、僕は初めて見たのですが

背中のツボに味噌を塗り、もぐさを置いて・・・

お灸です

 

腰角と背骨の交差するツボ

『百会』くらいは聞いたことありましたが

全部で13か所

繁殖に効くツボがあり

 

ネットで検索すると

お灸の温熱刺激黄体への血流量増加黄体ホルモン値増加

という感じで効果ありだそうです

 

火をつけると間もなく

気持ちよさそうに目もうっとりし

思わずおしっこをしながら

じわっと汗をかいていました

これは気持ちよさそう!!

この農家さんは

ここ何年も種がつかずに廃用という牛は出していないそうです

 

 

もちろん、普段の飼養管理もしっかりしており

11頭、目をかけているので優秀な成績を残しているのですが

 

僕は東洋医学的なの好きですので

とても興味深いものでした!

 

獣医さんにAIしてもらった後

ビタミンAE剤を飲ませて終了です。

 

 

あのうっとりした牛の顔を見て

思わず僕も週末に針治療の予約を入れたのでした。

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/03/05 18:21

 皆さんこんにちは。

道東担当の礒です。

 

さて、十勝のある乳牛の育成牧場でおすすめされた商品がこちらです

 

セルフ牛ブラシ

 

牛がブラシに体を当てると自動で回転する

超気持ちよさそうなあれを思い浮かべますが・・・

 

こちらは

牛が自らこすりつけるセルフタイプのブラシです

 

 

全自動もとても気持ちよさそうですが

 

この写真を見てわかるように

相当気持ち良いらしくこんなに大量の毛が・・・!

 

 

設置も大変簡単で、値段もお安い!

全自動の1割程度の値段です

 

『キャトルブラシ』で検索すると色々出てきますので

興味のある方は調べてみてください

 

かゆいところをかけないストレスは大きいと思いますが

このブラシを設置するだけで牛の快適性が

大きく変わるのではないでしょうか!

 

牛のつかの間の幸せタイムを作る

非常にいいアイテムだと思いました!

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/02/27 20:31

 

先日、とある酪農セミナーに行ってきました

 

テーマは子牛の管理と腸の健康に関してでした

 

 

牛の表現型や生産性、健康に大きく関わるのは

子牛、特に生後に大きく左右され

その牛の人生が決まるといっても過言ではないほど

子供の時期の管理は大切だそうです。

 

なので、小さい時期にどれだけストレスをかけずに

成長を促せるかが大事になってきますね

 

 

まず、生まれて一番大切なのは

初乳を飲んでもらうこと、

 

免疫成分のIgG濃度は、糖度の指標であるBRIX濃度を調べることで

おおよその数値が分かり、良質の初乳かどうかを調べることができます

BRIX濃度を測る糖度計があるので、購入して自分の牧場の牛の初乳を

調べてみるといいかもしれませんね!

 

ほかにも、

・分娩時は特にベッドや牛体の清潔を保ち、生まれた子牛を悪い菌にさらさない

・時間をかけて離乳のすることでストレスを減らす、

・スターターをしっかり食べてもらうためにきれいな水をいつでも飲めるようにしておく

 

 

などなど、ここでは書ききれませんが

特に印象に残ったのが

 

牛の一生を決めるのは

成牛 < 育成牛 < 離乳後 < 哺育期

で特に子牛の時期は大切ですが

 

さらに言えば、一番影響が大きいのは

お母さんのおなかの中にいる胎児のときだそうです

 

まだまだ胎児の研究は進んでいないそうですが

出産前の母牛の影響が、その子の将来に大きく影響されるとのことでした

 

母体の飼養管理を振り返ってみることで

より良い牛づくりにつながるかもしれませんね!

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/02/20 19:42

 

皆さんこんにちは。

 

とても優秀な酪農家さんでの話ですが、

 

なんだかとっても調子が良く、分娩での事故などもほとんどありません

 

そして、生まれてくる子牛も大きく高い値段で売っています

 

なんで大きい子牛が生まれるんですか?

と聞いたところ、

やはり乾乳期の管理が大切なのではないかとのことです。

刻みのサイレージのほかに

飽食で長物の乾草をいっぱい食べさせています。

 

いかに食い込ませられるかで健康も生産量も決まり

その腹づくりがどれだけできているかで、

 

それは、育成、さらには哺育の段階で

草をたくさん食べて

大きくなって生産するようになった時に

たくさんのえさに耐えられるように

準備をするのですね。

 

哺育センター、育成センターなどの利用も

増えてきている中、この酪農家さんは

すべてのステージの牛を自分で養っており

手をかけることで、優秀な成績をおさめております

 

哺育、離乳後の牛舎を見せてもらうと

たくさんの乾草が置いてあり

 

この時期から草を食い込ませる一つのポイントは

頻繁に草を動かしてあげることだそうで

お邪魔した時も、草を寄せて、ほぐしてあげると

子牛たちが寄ってきてバリバリと食べ始めました。

 

乾草は、量が限られているからなるべく

無駄がないように、残さないようにと

こまめに草を寄せることが食い込みアップにもつながっているそうです。

 

 

普段、酪農家さんではあまり

子牛のことを意識していませんでしたが

改めて、子牛の管理の重要さ

大変勉強になりました!

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/02/11 10:51

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です

 

農業の人手不足が続きますが

牛群管理システムを導入している農家さんの話です。

 

搾乳牛120頭規模の酪農家さんですが

現在のフリーストールの密度が濃いため

牛舎を増築しており

 

それに伴い、牛群管理システムを導入しました。

首につけたセンサーで行動量や採食を測り

発情発見や疾病の早期発見に一役買ってくれるモノですね

 

センサーを取り付けた牛の行動パターンを記録して

いつもと違う行動をとっている牛をお知らせしてくれるのです

事務所のパソコンで発情牛、疾病傾向牛が

一目で分かるようになっています

 

また、発情牛がいると取り付けたランプが光るようになっていて

すぐにわかるわけです。

 

また、搾乳機器とも連動しており

パソコンに、『乳房炎の牛』や『分娩後の牛』

と入力することでその牛が搾乳室に入ってきても

機械がこの牛は別搾りだと判断し誤搾乳を防げるそうです。

 

 

発情の弱い牛の発情発見の目安になったり

従業員さんとの情報共有が確実にできたり教育になったりと

増頭したいと考えている人にはいいかも、とのことです

 

 

ただ、削蹄などで人が牛舎内に入り

牛が動き回るようなことがあると機械が勘違いして

途端に発情牛、大量発生するなどの

おちゃめな一面もあるようですね・・・

 

そのような機材も各業者さん

取り扱いが増えてきていると思いますので

興味のある方は

自分の必要な機能と価格帯とサポートなどを吟味してみてください

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/01/31 18:40

 

皆さんこんにちは

 

和牛繁殖農家さんでは

親付けをして、自然哺育で育てている方も

多くいると思いますが

 

コスト・手間が削減できますが

子牛の発育が母牛のお乳の出る量や質に左右されやすい

といった問題点もあります。

しっかりお乳の出る牛の子は頑丈で増体も抜群な気がします

また、子育て嫌いのお母さん牛もいたりして

群れの中で子牛が追い掛け回されている光景もたまに目にします

 

 

さて、自然哺育で管理するときは

子供部屋があるといいかと思います

 

こちらの農家さんでは群で母牛と子牛を飼っていますが

やはり、親牛といると糞の量も多く

共同スペースは汚れやすいと思います。

入口を小さく取って子供専用部屋を作ってあげることで

清潔で暖かい場所を提供してあげられますね!

 

親牛がイライラして子供に八つ当たりすることもあるでしょうから

そんな時の子牛の避難所も大事なスペースですし

 

きっと子牛も親から離れて子牛同士で

悪さをしたいときもあるはずです

 

 

 

いい部屋がないときは

単管パイプなどで子牛だけがくぐれるスペースを

作ってあげるだけでも違うと思います。

そこだけヒーターをつるしてあげてもいいでしょうし

敷料も厚めに敷いてあげたらよりGOODですね!

 

 

もちろん、親牛の特に分娩前後の栄養状態には

十分に気を使っていいおっぱいが出るようにしてあげましょうね!

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/01/27 16:06

 

皆さんこんにちは!

 

さて、一昨年の粗飼料の質は比較的よく、牛の調子が良かったり

増体が良かったりという方も多かったのでは、と思います。

 

ですが、昨年の北海道は6、7月雨が多く

刈遅れや、雨に濡れてしまったものがあり

粗飼料の質が悪いという方が多かったのではないでしょうか?

 

特に道内の方は自家産の牧草を食べさせていることが多いため

その年によって品質のばらつきが多いと思います。

 

 

ある、和牛繁殖農家さんでは冬に入るまで

一昨年の良い草が残っていたため、

昨年のイマイチな草と半々くらいで混ぜて与えていました。

しかし、どうも食いつきが悪く草が残っていることも多かったため

本格的な寒さが来る前に一昨年の乾草のみに切り替えたそうです

 

すると、一昨年の少し古いものとはいえ

食い込みも戻り、毛艶も良くなり、牛の幅も出てきたということです

 素晴らしい判断!!

改めて粗飼料の重要性に気づかされました

 

配合飼料にそこまで大きな品質のばらつきは考えにくいので

体高や幅が出てこないというときは

草の品質を疑ってみるといいかもしれませんね

 

 

また、その農家さんの話では

離乳後からビートパルプを与え

繊維を補ってあげることで(最大でふやかさないで500g程度)

腹づくりに一役買っているのか

給与する前に比べて肋張りが良くなったとのことです。

 

その他、哺育時からスターター、乾草と一緒に

バガスをやることで、乾草の質が不安定な時でも

成長が安定してきた気がするとのことでした!

もちろん、粗飼料の質が良く

しっかりと食い込めていれば、それが一番ですので

あくまでも補助的にあたえているそうです。

 

頭の片隅に置いておいていただければ嬉しいです。

 

 

 

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2019/01/16 20:39

 

みなさんこんにちは

遅くなってしまいましたが

今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

1516日と行われました

2019年十勝和牛初セリの結果をお知らせします

 

主な種雄牛は

勝早桜5 450頭  花国安福 257頭  幸紀雄 131頭  美津照重 126

第1花藤 85頭   芳之国 72頭  諒太郎 54頭  美国桜 52頭  

勝平1 51頭  秋忠平 48頭  福増36頭     他

 

でした。

 

結果(税込)

 

出場数

成立数

最高価格

最低価格

平均価格

めす

668

586

1,297,080

81,000

710,163

去勢

1014

939

1,263,600

351,000

837,276

 

  詳細...

投稿者: 礒 匠 投稿日: 2018/12/28 11:27

 

皆さんこんにちは!

 

さて、年末の北海道は今季最強と言われる

大寒波が襲っているわけですが

 

ある牧場での哺育子牛の大寒波対策を紹介したいと思います

 

こちらの牧場は繋ぎ牛舎の一部で哺育を管理していますが

 

とても暖かいです。

麦稈コンパクトでコンクリートの壁を覆い

寒さを遮断するとともに

投光器を設置し

カーフジャケットを身にまとって気持ちよさそうに寝ています

 

特にコンクリートは冷たく熱も持っていかれるので

効果がありそうですね!

 

ただ、欠点は奥様がミルクを飲ませるために入ると

投光器の熱で汗をかくほどだそうです 笑

 

 

別の酪農家さんでは

ハッチの下にウレタンマットやゴムマットを敷いて

その上におしっこ吸収用におが粉、その上に麦稈を敷いて

上からヒーターをつるしてあげたり・・・と、ばっちりですね

 

床から冷気発生と熱を持っていかれますし、

濡れた寝藁は腹を冷やして危険ですので敷料を集めに敷いて

乾燥状態を保つのが大切と教えてくれました

 

冬の時期だけ油脂成分が多く入っているミルクを使い

給与量を増やし、夏よりもミルクの温度を上げるなども効果的でしょう

 

 

とにかく、冷え込みが予想される年末年始

人も牛も腹を冷やさないようにして乗り切りましょう!